興味津々
日記です。
『拝見』
當麻曼陀羅blog01
 お知り合いの中でそれぞれいろんな個性と趣味を超える
拘りや特技を持った方が大勢おられる。しかしこれほどま
でに一作に数年もかけて体力と根気、そして細密な表現を
されるのは、そう数多いものではないと思う。
 昨日15日(水曜日) 2年がかりで製作された“當麻大曼
陀羅”を我が家で拝見させていただいた。
 家族だけで拝見するのはとてももったいないので、親しい
先輩やお友達も誘い、たまたま柏と広島の姉夫婦と妹も加
わり、総勢12名となった。 古くていたんだ床なので抜け落
ちないかと心配したが、無事大変貴重なまた楽しい一時を
過ごさせていただいた。
 実は、この拝見は3回目で、平成17年9月19日は東寺の
大曼陀羅金剛界、平成20年5月25日は東寺の大曼陀羅
胎臓界と金剛界とあわせて、そして今回の當麻寺の大曼
陀羅を拝見させていただいた。 こんな体験を美術館では
なく、しかもガラス越しでなく生で直視できる贅沢感に皆が
感銘していた。170Cm位の作者の身長から作品の大きさ
を比較想像していただきたい。(興味がある方は右上の
本ブログ内検索で、大曼陀羅金剛界または胎臓界で検索
してください。)
當麻曼陀羅blog02
 いただいた解説文には、【當麻曼陀羅は、「観無量寿経」
を絵解きする変相図である。その画面構成は、阿弥陀浄土
図と、その左右と下辺を囲む帯かたなる。左側はインドの奥
地のとある王家の物語(序分義)、右図は極楽浄土の定善
義(十三観)、下辺には九品往生と織付縁起文が表されて
いる】・・・なるほど絵本の物語とそれぞれの教本が一枚に
集約されているような気がした。
當麻曼陀羅blog03
 これは鉛筆で描かれた原寸の原画で、下書きの見本で
ある。これだけでも微細で貴重な原画で、ごまかしや妥協は
一切ないのがすばらしい。
 仕上げるまでは大変な忍耐と気力がいると思うが、生意気
な言い方をすると、「原画ができたらほぼできたも同じ」・・・
といわれるのでは。
 仏師も「原型ができたら、完成したも同じ、あとはひたすら削
るだけ」というセリフを聞いたことがある。

【大変結構な作品を拝見させていただき、本当にありがとうご
ざいました。また、こんな機会があればありがたいなと思いま
す】
 
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